断るのが苦手で、依頼や誘いを受け入れてしまっては、いつも後から嫌な気持ちになる・・。相手との関係性を悪くせずに、うまく断る方法が知りたい!
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 断れない人とは
- 断れない人の特徴
- 断れない理由
- 断るメリット
- 断るときのポイント
- パターン別断る方法(例文つき)
今回は、関係性を悪くせずに断りたい方のために、うまく断る方法をお話ししていきます。
実際、私は本記事でご紹介する方法を実践したことで、以前より軽やかに断ることができるようになり、人間関係が楽になりました。
断る方法を知って実践することで、人間関係が楽になり自分を大切にできるようになりますよ。
それでは、前置きはこの辺にして、早速ご紹介していきます!
断れない人とは
断れない人とは、どんな人なのかご説明します。
本当は断りたいのに、その場の雰囲気や相手との関係を悪くしたくないという思いから、断れない人
断れない人とは、本当は断りたいのに、その場の雰囲気や相手との関係を悪くしたくないという思いから、断れない人です。
本当の自分の気持ちを我慢しているので、ストレスが溜まりやすくなってしまいます。
断れない人の特徴
つぎに、断れない人の特徴をご紹介します。
断れない人の特徴
特徴①:周囲との良好な関係を重視する
特徴②:強い共感性がある
特徴③:断り方を知らない
特徴①:周囲との良好な関係を重視する
断れない人は、周囲との良好な関係を重視します。
周囲との関係が悪くなることが何よりも嫌なので、断ることによって気まずくなったり、相手が嫌な思いをするのなら、相手の依頼を受け入れようという気持ちになりやすいです。
私自身、ギスギスした関係や雰囲気がとても苦手なので、大人になるまで「断る」ことをしたことがほとんど記憶になく、行きたくない誘いにもいつも参加していました・・。
特徴②:強い共感性がある
断れない人は、強い共感性があることが多いです。
人の気持ちに敏感で繊細なため、相手の感情の動きも敏感に察してしまい、断れなくなってしまいます。
断ったことにより相手が怒っている、ショックを受けているなど、感情の変化を敏感に察し、相手に共感して辛い気持ちになるぐらいなら、断らない選択をしてしまいます。
特徴③:断り方を知らない
断れない人は、そもそも断り方を知らない可能性があります。
何についてもやり方を知らなければ、最初からうまくできる人なんてほとんどいません。
学生の頃は恋愛の仕方を知らなくて、なかなかうまくいかないように、断り方を知らなければ、うまく断れないですよね。
私も断り方を知ったあと、何度も繰り返して慣れることで、断ることのハードルが下がりました。
断れない理由
つづいて、断るのが苦手な人が断れない理由をご紹介します。
断った後気まずくなりたくないから
断れない理由は、断った後気まずくなりたくないからです。
周りの感情に敏感で、周囲と良好な関係を保つことを重視する性格だからこそ、断ることによって関係が悪化したり、気まずくなることを避けたいと感じます。
そのため、自分が多少我慢をして、相手の要求を受け入れることでその場の和を保とうとするのです。
断るメリット
つぎに、断るメリットをお話します。
断るメリット
メリット①:自分の時間ができる
メリット②:自分の気持ちを大事にできる
メリット③:ストレスが減る
メリット①:自分の時間ができる
断ることで自分の時間ができます。
学生であれ社会人であれ、毎日学校や仕事がある中で、自分の好きに使える時間は限られていますよね。
気乗りしない依頼や誘いを断ることで、その時間を自分の為に使うことができます。
実際私も、小学生の頃、休日は家で本を読むのが大好きで、友達に遊びに誘われないことを願っていました(笑)
メリット②:自分の気持ちを大事にできる
断ることで自分の気持ちを大事にできます。
断るということは、大事な自己主張です。
断ることで自分の「本当はこうしたい」という気持ちを優先することができます。
断ってすぐは「これでよかったのかな?」と不安になることもあると思いますが、我慢したときのもやもやと比べて、あとできっと嬉しい気持ちになるはずですよ。
断るときのポイント
ここからは、断るときのポイントをご説明します。
断るときのポイント
ポイント①:自分がどうしたいか決めきる
ポイント②:自分の気持ちを優先して、なくなる関係ならしょうがないと割り切る
ポイント③:あっけらかんと伝える
ポイント①:自分がどうしたいか決めきる
まずは自分がどうしたいのか決めきりましょう。
断るというのは、相手の提案にNoというのですから、自分の意思を強く持っておく必要があります。
特に押しの強い相手だと、迷っている心を見透かされて、一度断ってもしつこくお願いされて結局・・という流れになりかねません。
もちろん、もし相手の提案を受け入れることが嫌ではないのなら、無理に断る必要はありません。
自分の気持ちと向き合って、どうしたいのか決めきりましょう。
ポイント②:自分の気持ちを優先して、なくなる関係ならしょうがないと割り切る
自分の気持ちを優先した結果、なくなる関係ならしょうがないと割り切りましょう。
断りづらいのは、相手からどう思われるか、関係が気まずくならないか気になるからですよね?
冷たいようですが、自分の気持ちを優先して断ったぐらいで、気まずくなったり嫌われたりする関係なら、それまでだったということです。
それよりも、自分の気持ちに正直な状態で仲良くいられる人と一緒にいたほうが幸せです。
ポイント③:あっけらかんと伝える
断るときは、あっけらかんと伝えましょう。
断られるとき、
「え?やだよ・・。」と神妙な面持ちで言われるのと
「え!○○だからやらないよ~(笑)」とあっけらかんと言われるのでは、どちらが受け入れやすいですか?
きっと後者のあっけらかんと言われたほうが、「わかった!しょうがないね〜」と嫌な気分になりにくいのではないでしょうか。
- その場の空気を悪くしたくない
- そんなに親密でない人の依頼を断りたい
ときはあっけらかんと断るのがおすすめです。
ただし、断ることに慣れていないと、強い感情が押し寄せやすいのも事実です。そんな時はしょうがないと思って、自分を責めすぎないようにしましょう。
また、本当に怒っている時や、本当にありえない!と思ったときは、正直な感情を出したほうが良いです。
パターン別断る方法(例文つき)
ここからは、パターン別に断る方法をご紹介します。
①プライベート
状況:友達に遊びに誘われたけど、行きたくない時
- 大事にしたい友達の場合
→正直な気持ちを伝えましょう。深い関係になるには自分をさらけ出すことが大切です。
(例文)
- 最近○○や○○があって、どうしても疲れていて、本当に申し訳ないけど、別の日にさせてもらえないかな?前々から日程決めてたのに、本当にごめんね。
- 最近メンタルが落ちていて、本当に悪いんだけどリスケさせてもらえないかな・・?
この場合、本当に悪いと思っていることを伝えて、とにかく謝りましょう。正直に伝えて分かってくれる友達であれば、これからの関係性も続いていくし、それでうまくいかないならそれまでなんです。
- 仲良くしたくない友達の場合
→ぼんやりとごまかしましょう。仲良くしたくないのであれば、相手があきらめるまで、誘いを断り続けることが大切です。
(例文)
- 最近忙しくて、また遊べそうな日わかったら連絡するね!
- いいね!でもなんか予定あった気がするから、ちょっと後で確認してみるね。
- 大人数の集まり
→大人数の集まりを断りたい場合、「忙しくていけない」が鉄板です。直前になってやっぱり…とキャンセルするより、最初からはっきり行けないと断ったほうが、自分もスッキリするし相手も困らないのでおすすめです。
(例文)
- 最近忙しいから、みんなで日程決めといてほしい!行けそうだったら行きます!
②仕事
状況:頼まれた仕事を断りたい
- 忙しすぎてできないとき
→正直に状況を伝えましょう。
(例文)
- 今日はどうしてもこの仕事を急ぎでやらなくてはいけないので、明日ならできますがいいですか?
この場合、手が空いている時であればできるので、代替案を提案するのがおすすめです。
自分の気持ちをうまく伝える方法については、以下の記事も参考にしてみてください。
- それ自分がやる必要ある?という仕事のとき
→自分がやる仕事ではないことをアピールしましょう。
(例文)
- え!やり方教えましょうか?
- (食い下がる場合)そんなこと頼むなんてどうしたんですか(笑)
ただし、こういった仕事を頼んでくる人は往々にして、相手の気持ちが理解できない、もしくは相手を利用したい人が多いので、真剣に関わることをおすすめしません。
また、上司からの依頼の場合は、さらに上の上司から降りてきている指示の場合もあるので、「まったくどうしようもない人だな〜(笑)」と思いながら、仕事を受けてしまうのも一つの手です。
一度受けた仕事は、むかつくからと適当にやると自分に返ってくるので、やり過ぎなくらい真剣にやるのがおすすめです。
実際私も、やりたくない仕事を真面目にやったら、思いがけない事実が発覚し、スカッとしたことがあります。
- 行きたくない飲み会に誘われた場合
→「用事がある」が鉄板の理由です。
(例文)
- すみません!どうしてもその日は家族の用事があって!
まとめ:「自分がどうしたいか」を大事にして、より後悔しない選択をしよう。
今回は、関係を悪くせずうまく断る方法をご紹介しました。
慣れていないと一つ断るのも大変だと思いますが、繰り返すことで、だんだんと慣れてうまく断れるようになります。
「自分がどうしたいか」を大事にして、後悔しない選択をしましょう!